TwitterなどのSNSでNFTの宣伝活動をしていると、毎日のように目にするフレーズ「ギブアウェイ(giveaway)」。
ギブアウェイは、自身のNFTコレクションを広めるためというのはもちろん、コレクションを宣伝する上でのコミュニケーションの一つとしてもとても重要です。
そして、ギブアウェイで当たり前のように飛び交う言葉、「トランスファー」や「エアドロ」。
クリエイター
「ギブアウェイやってみたいけど、トランスファーってどうやるんだろ?」
「エアドロしますね!って言われたけど、どうすればいいの?」
「周りはすごい人ばっかりで、こんなこと今さら聞けない…」
そんなあなたに、OpenSeaでNFTをトランスファー ( giveaway ) する方法と受け取り方を、NFTクリエイターでもある私が、こっそりとわかりやすく解説します。
これを読み終わった頃には、きっと誰かにNFTをプレゼントしたくなっているはず。
それではいきましょう。
そもそもトランスファーとは?
NFTの世界においてトランスファーとは、無償でNFTをプレゼントすることです。
そして、エアドロも同じ意味で使われます。
ギブアウェイで、当選もしくは全員プレゼントの際には必ず出てくるフレーズです。
NFTをトランスファーする手順
それでは、トランスファーの方法を順を追って説明していきます。
まず送信先のウォレットアドレスを入手しよう
ウォレットアドレスは、トランスファーしたい相手のプロフィール欄にあります。
※送信先の参照画像には、大人気NFTジェネラティブCryptoNinja Partnersさんのプロフィール欄をお借りしました。
カーソルを持っていくと“Copy ”と出るので、クリックします。
“Copied! ”と出ればコピー完了です。
ミスを防ぐためにも、ウォレットアドレスを入力する際は手打ちではなく必ずコピペするようにしましょう。
アドレスを探すのが大変な場合は、DMなどで相手にアドレスを聞いてしまうのも一つの方法です。
さあ、トランスファーしよう!
自分の持っているNFTの中から、トランスファーしたい作品を選びます。
作品ページから、右上にある紙飛行機マーク(Transfer)をクリックします。
“Transfer your item” の“Address”に、先ほどコピーした送信先のウォレットアドレスを入力します。
アドレスを間違ってもやり直しが効きません!必ずコピペで入力しましょう!
アドレスを入力したら、“Transfer”をクリックします。
署名の要求をされますので、スクロールしていき署名をクリック。
相手にトランスファーされると“Your transfer is processing!”と表示され、トランスファー完了です。
トランスファーしたNFTは相手の非表示コレクション欄(Hidden)に格納されるため、NFTがちゃんと届いたかどうかは、相手のページを見ても確認できません。
不安な場合は、相手にDMするなどして確認してもらうと安心です。
【補足】ガス代について
NFTを相手に送る際にはガス代がかかりますが、ポリゴンであればガス代はほとんどかかりません。
よっぽどの理由がない限り、NFTをプレゼントする際はポリゴンをお勧めします。
NFTをトランスファーされた場合の受け取り方
逆に、トランスファーされた場合の説明もしておきますね。
実は、受け取り側で特にすることはありません。ウォレットアドレスを聞かれた場合に答えるぐらいです。
ここでは、NFTを贈られたあとの確認作業について説明します。
トランスファーされたNFTを確認する
Hiddenの中に、トランスファーされたNFTは格納されています。
Hiddenに入ったままでも、もちろん受け取ったことにはなっているのですが、このままでは非表示になっています。せっかくいただいたNFTは表示させたいですよね。まず、自分のProfileページの真ん中、“More”から“Hidden”を選択します。
“Hidden”を確認すると、トランスファーされたNFTのほかに、見覚えのないNFTがHiddenに入っている場合がありますが、絶対に触ってはいけません!!!!
勝手に送られてくる見覚えのないNFTはほぼスパムです。これを触るとウォレットがハッキングされ全て奪われてしまいます。検索をすると安全にスパムNFTを消す方法などがヒットすることがありますが、その方法も絶対ではありませんので、目障りでも触らずに放っておくのが一番です。
まれに、スパムNFTをHiddenではなくCollectedに直接入れてくる強者がいます。これも絶対に触ってはダメです。とにかく知らないNFTは触らないことです!
トランスファーされたNFTを表示させてみよう
表示させたいNFTの左下にある“・・・(More options)”をクリックします。
“More options”の一番下にある“Unhide”をクリックします。
UnhideしたいNFTが下に表示されます。その際、複数選択することも可能です。
何度も言いますが、見覚えのないNFTは絶対に触ってはいけません!
選択したNFTを間違いがないか確認し、“Unhide”をクリック。
Collectedページに再表示(Unhide)したNFTが入ります。これで完了です。
まとめ
この記事では、NFTをトランスファー(エアドロ)する方法と、受け取り方を説明しました。
・ウォレットアドレスは必ずコピペすること
・知らないNFTには触らないこと
この2点を守っていれば、トランスファーは簡単です。
それでは、楽しいNFTライフを!