【感想】苫米地英人 著:日本人の99%が知らない戦後洗脳史

この本を読んで驚いたのは、「まだ戦後は終わっていない」ということ。

国連は戦勝国によって作られたもの。

ドイツと日本は国連内において未だに「敗戦国」そして「敵国」というポジションなのだとか。

ドイツや日本などの「敵国」が不穏な動きをした場合は、これを防止するという理由で戦勝国側は戦闘行為が許されると…。

つまり、「おかしな動きがあったら攻撃していい」と認められているということ。

これは怖い。

これを知ると、苫米地氏が言う「国連を脱退するべきだ」という意見も納得だ。

理由を知らなければ「国連を脱退?なんで?」と反対しているところだろう。

一つの側面で物事を見て判断せずに、多方面から物事を知ることが重要だと感じた。

そこそこ長く生きているからといって、何でも知っているわけではない。

様々な情報を得て、そこからその情報を自分で整理して物事を見なければ、と感じさせてくれた一冊でした。
だって自分はまだ何も知らないのだから。

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